リボ払いの過払い金請求する時に知っておきたいポイント

リボ払いの過払い金請求する時に知っておきたいポイント

過払い金請求を行うことができるのは、利息制限法で規定された以上の金利で借入している場合です。

誤解されている方もおられますが、消費者金融だけが対象ではなく、クレジットカードで支払っている場合も適用されます。

クレジットカードの支払い方法には大きく分けて「一括払い」と「分割払い」、「リボ払い」という支払い方法もありますが、このリボ払いは便利な反面、危険性も高い支払方法といえます。 そこで「分割払い」と「リボ払い」の違いについて、またリボ払いで過払い金請求する際の注意点についてまとめてみました。

過払い金の払いすぎた利息のこと

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過払い金とは、借入金を返済時に法律で定められた以上の利息を支払った場合において、その払いすぎた利息分を指します。

これは金融業者が貸付けの根拠としていた出資法が最高裁判所で否定され、利息制限法が定める最高20%の金利を超えた利息は全て無効となった為に生じるものです。 過払い金の請求は、既に支払った借入金と利息を利息制限法に定める金利で計算し直して、払いすぎた利息を取り戻す手続きのことを言います。

ただし、過払い金を請求するには、キャッシング取引である事、最後に返済をした日から10年以内の請求である事が条件です。

その為、買い物などによるローンなどは認められませんが、同一の契約を繰り返している場合は完済から10年以上を経過しても請求できるケースもありますので、しっかりと条件を確認する必要があります。

リボ払いについて

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分割払いとリボ払いの違い

分割払いとリボ払いの大きな違いは『返済期間の長さ』です。

分割払いはあらかじめ支払う回数を決めて返済していく方法で、リボ払いは毎月返済する金額を決めて支払っていく方法になります。 20万円の商品を10回払いで返済する場合は1回2万円と金利分を支払う必要があります。 20回払いで返済していくなら、1回の支払いで1万円と金利を支払うという仕組みです。 返済期間を最初に決めてしまうので、返済のメドがつきやすい点がメリットです。 しかし、返済中に利用してしまうと毎月の返済額がアップしてしまうというデメリットもあります。

リボ払いは分割払いのように返済回数を決めるのではなく、金額を決める方法です。 クレジットカード会社やキャッシング会社が提示する金額から、毎月の返済額を決定します。 毎月の返済額を1万円と固定したら、その金額と金利を支払っていきます。 限度額によって5,000~1万円に設定しているところが多いようです。 返済中、新たに利用しても指定額での返済になりますが、その分返済期間は長くなります。

決まった期間で返済してしまいたいときは分割払い、ゆとりのある返済をしたいときはリボ払いと覚えておくといいかもしれません。

リボ払いの危険な仕組み

リボ払いには『残高スライド方式』と『定額方式』の返済方式があります。

残高スライド方式は利用額に応じて毎月の返済額が増えていくタイプで、定額方式は限度額いっぱいまで利用して毎月の返済額が一定になるタイプです。

定額方式の場合は常に一定金額なので、返済期間が延長されていきます。 返済が長くなれば長くなるほど、金利も多く支払わなければならないという仕組みです。 危険だと言われているリボ払いをクレジットカード会社やキャッシング会社が推奨してくる理由は金利と手数料が高く、長く利用されやすい支払い方法だからです。

リボ払いは気軽に利用でき、支払いの負担も少ないので一見いいことだらけのように思えますが、しっかりと返済していかないと債務がどんどん膨らんでいくという危険性も持っています。

最初は数万円の利用だったのに、気付けば10年近くリボ払いの返済をしていたというケースもありますので、利用の前には必ず金利のチェックや返済期間の設定などをしておきましょう。

毎月の返済額が少ないと利息の返済だけになってしまい、元金の返済がほとんどできない状態に陥ります。 リボ払いは繰り上げ返済も可能なので、余裕のあるときに返済しておくと返済期間も短くなります。

リボ払いの利息も過払い金請求はできる

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クレジットカードには2つの機能がある

クレジットカードを利用していて、高い金利を長年支払っている場合には、リボ払いしてきた返済額で既に過払いとなっている可能性があります。 クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2種類が存在していますが、過払い金請求の対象となるのは同じリボ払いであってもキャッシング枠を利用した分だけです。

なぜなら、キャッシング枠には利息制限法が適用されるので、利息制限法の上限金利を超える20%以上の金利を支払っていた時期があれば過払い金請求出来るからです。

しかし、ショッピング枠を利用した買い物は、信販会社が商品代金を一時的に立て替え払いしただけに過ぎず、貸金業法に基づく貸付に該当しないので、利息制限法による上限金利を上回っても対象外となるからです。

リボ払いでキャッシングしていた人は過払い金請求ができる

先ほど少し触れたようにリボ払いでキャッシングを利用していた場合、過払い金請求を行うことができます。

過払い金請求というと消費者金融からの借入に適用されるものだというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、クレジットカードのキャッシングもお金を借りるという点では、消費者金融同様に利息を支払って借入しているという状態です。

そのため、クレジットカード付帯のキャッシングを利用していた場合、その期間がグレーゾーン金利の期間だった場合には、高い金利でキャッシングを行っている可能性が高いため、余分な利息の支払いを行っていた可能性が高いといえます。 過払い金請求は消費者金融だけではなく、クレジットカードのキャッシングも対象になります。

当時は29%近い金利になっていることが多かったのですが、裁判によって利息制限法以上の金利は無効となるという判決が出たことで、クレジットカードのキャッシングも2007年~2008年にかけて金利が現在の上限20%に引き下げられています。

2007年~2008年頃までにクレジットカードのキャッシングを利用していた場合には、一度調べてみると良いでしょう。 過払い金が発生していて、支払いすぎた利息が返還される可能性があります。

リボ払いでもショッピング枠は過払い金請求ができない

同じようにクレジットカードで利用できるショッピング枠のリボ払いは、過払い金請求ができません。 同じクレジットカードなのにと不満を感じるかもしれませんが、過払い金請求を行うことができるのは、キャッシングのリボ払いだけです。

ショッピングのリボ払いは、法律上「立替金」となり「買い物をした代金を立替、払ってもらっているもの」という扱いになり、割賦販売法などの法律の対象となります。 キャッシングのように「借金」ではありませんから、過払い金請求を行うことが出来る利息制限法の対象とはなりません。 ショッピングのリボ払いを行うと購入代金+利息を払っていますし、キャッシングの利用分もショッピングの利用分と同じように口座から利用代金が引き落とされてしまいます。

そのため同じもののように感じてしまいますが、実際にショッピングを利用した時に支払っているのは購入代金+手数料です。

この手数料の金利には利息制限法は無関係となりますので、ショッピングを利用することで20%以上の手数料がかかっていたとしても問題はないのです。 ショッピング枠の支払いが厳しくどうしても返済額を減らしたいという場合には、過払い金請求ではなく債務整理を行うことによって返済額の減少を期待することができます。

ショッピング枠のリボ払いは任意整理するしかない

ショッピング枠でリボ払いを行ってきた分については、過払い金請求の対象とならないので、別の手段で返済額を圧縮する必要があります。 クレジットカードのショッピング枠の支払い方法として、リボ払いしか無いタイプもあり、他の支払い方法を選択出来ないので、弁護士または残高が140万円未満であれば司法書士に依頼して任意整理を行ってもらう必要があります。

任意整理を行なうことで、リボ払い残高にかかる金利に相当するリボ払い手数料を、減額する交渉を信販会社と行ない、合意出来れば減額可能です。

任意整理は裁判所を通さない手続きですから、交渉力が強い弁護士または司法書士に依頼する必要があります。 金額が大きければ、最初から弁護士に依頼すると良いでしょう。

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求する時に気をつけたいこと

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過払い金請求したクレジットカードが使用できなくなる

改正貸金業法が完全施行される前からクレジットカードを利用していると、リボ払いに対しても過払い金が発生している可能性があります。 実際にリボ払いで過払い金が発生しているのは、キャッシング部分となります。

なぜなら、キャッシング部分の金利設定は20%以上29.2%以下の範囲の金利で貸付が行われていることが多かったからです。

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠がありますが、キャッシング枠について過払い金請求を行った段階で、クレジットカードは即解約となります。 過払い金請求を行って戻ってくる過払い金とショッピング枠の残高を相殺した結果として、過払い金が多ければ差額が戻ってくるわけです。

しかし、ショッピングリボ残高が過払い金を上回っている場合には、クレジットカードが解約された上に過払い金請求ではなく、任意整理という扱いとなってしまう点に注意が必要です。

この場合過払い金請求を行ったクレジットカードが解約されるだけでなく、個人信用情報機関へ任意整理を行った事実が記録されてしまうので、他のクレジットカードの更新に悪影響が出る可能性があります。 クレジットカードのリボ払いを過払い金請求する際には、ショッピング利用分を完済しておくことが望ましいです。

債務が残ってしまう場合はブラックリストに載ってしまう

クレジットカードのリボ払いを利用している場合、キャッシング枠のリボ払いならば法定外金利で借りていた時期があれば過払い金請求が可能です。 継続して借入と返済が出来る場合、完済後に過払い金請求を行えばブラックリストに掲載されることはありません。

しかし、現在もリボ払い返済を続けている状態で過払い金請求を行なうと、過払い金と現在の借入残高次第では、ブラックリストに掲載されてしまう点に注意が必要です。 リボ払い残高が過払い金を上回っている場合には、相殺処理が行われて残った債務は一括返済を求められます。

先に繰り上げ返済をしてから過払い金請求を行わない限り、過払い金請求を行った結果として任意整理の扱いとなってしまい、個人信用情報機関へ異動情報として掲載されるわけです。

ショッピング枠の債務が残っている場合もブラックリストに載ってしまう可能性がある

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠が存在します。

キャッシング枠を利用した借入でリボ払い返済をしていると、違法金利で借りていた時期があれば過払い金請求が可能です。 クレジットカードの総借入残高が無い状態にしてから、過払い金請求を行えばブラックリストに掲載されることはありません。

クレジットカードのキャッシング枠利用分を過払い金請求を行ったとしても、クレジットカードは解約されてしまうので、ショッピング枠の債務が残っている状態であれば、相殺処理が行われます。 ショッピング枠の債務残高が過払い金を上回ると、一括返済出来ない限りは、任意整理という扱いがされるので、ブラックリストに掲載されてしまいます。

リボ払いのキャッシングで過払い金が発生しているカード

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リボ払いは利息が付くため、場合によっては過払い金請求を行うことが可能です。

リボ払いにおいて過払い金請求が行えるのは2008年以前にリボ払いを利用していた場合です。 意外なことに、有名なクレジットカード会社でも規定を超える金利を請求していた時代がありました。 その金利の高さは社会問題にもなっており、2006年に金利に関する法律が改正されています。 その法改正が行われたため、多くのクレジットカード会社は翌年の2007年から2008年にかけて金利の見直しを実施しました。 つまり2008年以前にリボ払いを利用していた場合は、規定以上の金利が請求されていた可能性があるということです。

なお規定以上の金利を取っていたクレジットカードとしては、セゾンカードやライフカードなどが挙げられます。 もし心当たりがあるのであれば、過払い金が発生しているかどうかを調べてみると良いでしょう。

また、過払い金請求には消滅時効があり、10年以上経過すると請求が行えなくなるので注意が必要です。

まとめ

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リボ払いは月々の返済額を減らして生活が楽になる反面、返済期間が長期に渡ると言うデメリットがあります。 それだけに利息が高額になりがちで、いつまで経っても借金が払い終わらない状況に陥りやすい仕組みです。

リボ払いを利用する際はそのデメリットについてしっかり認識しておくことが重要です。

クレジットカードの機能のうち、リボ払いでキャッシングをしていた人は払い過ぎた利息を取り戻せる可能性があります。 ただしショッピング枠のリボ払いはそもそも過払い金が発生しないため、借金を整理するためには任意整理を行うしかありません。

過払い金請求をすると、カードが使えなくなるなどいろいろなデメリットが生じます。生活に直接影響することもあるため、デメリットについてはしっかり確認しておきましょう。

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